結論:GMKtecミニPC(A8-004対象機種)を24時間つけっぱなしにした場合、電気代は月額約232円。8時間だけ動画視聴に使う日を混ぜても、差額は月40円弱にとどまる。
「ミニPCって省電力らしいけど、実際つけっぱなしにしたら1ヶ月いくらになるの?」と気になって検索しても、出てくるのは「アイドル時10〜25W前後」という幅の広いレンジ解説ばかりで、自分の使い方に当てはめた具体的な金額までは書いていない記事が多い。そこで実際にワットチェッカーで測った数字をそのまま計算式に代入してみた。
計算に使った実測値
- アイドル時消費電力:10.4W(同一コンセント・電源投入から10分経過後の安定値)
- YouTube 4K再生時(軽作業の代表例):15.7W
- 電気代単価:31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)
- 測定日:2026-08-30(電気代単価の改定があった場合は、下の式の単価だけ差し替えれば再計算できる)
パターン1:24時間アイドルでつけっぱなし
10.4W × 24時間 ÷ 1000 = 0.2496kWh/日 0.2496kWh × 31円 = 約7.74円/日 7.74円 × 30日 = 約232円/月
パターン2:8時間だけYouTubeを見て、残り16時間はアイドル
(15.7W × 8時間 + 10.4W × 16時間)÷ 1000 = 0.292kWh/日 0.292kWh × 31円 = 約9.05円/日 9.05円 × 30日 = 約272円/月
差額はパターン1との比較で約40円/月(端数まで出すと39.4円)。「動画を見るとどれくらい電気代が上がるか」を気にする人が多い割に、この差額自体は思ったより小さい。同じ全国平均単価を使いつつ、パターン別に複数試算を提示することで、読者が自分の使い方に近い数値を選べるようにした。
自分の使い方で計算し直す方法
上の式の「10.4」や「15.7」の部分を、自分の使用状況に合わせて置き換えれば、そのまま月額の目安が出せる。ミニPC実機の消費電力(アイドル時・作業時)とファン音・ベンチマークまで含めた実測データは在宅デスク向けミニPC比較(消費電力・騒音・ベンチマーク実測)にまとめている。
競合記事との違い
電力会社系メディアの解説記事は「消費電力(W)÷1,000×時間×単価」という計算式自体は今回と同じだが、実際に本文を確認できたドコモでんきの記事は、代入する消費電力の値がメーカー公称スペック(TDP)ベースの理論値にとどまっていた。今回は実機のワットチェッカー実測値をそのまま代入した点が異なる(他の電力会社系メディアの記事は今回未確認のため、同様の傾向かどうかは断定しない)。